2015/01/11

宗谷岬 - 厳冬期 : 車両編

 さて、もうドコでもいけるぜ!という腕に自信ができたら、次は何で行くかを考える必要があります。
 例えば、さすがに行けないことはないかもしれないが、普段ツーリングで使ってるCB400SBで行くぜ!というのは腕を抜きにしても予算その他で非常に辛いと思われます。とりあえず以下の装備が装着可能なバイクを見繕う必要があります。

  1.  スパイクタイヤかつオフロード・スノータイヤ

     逆に言えば、これが出来たら、法律とか車体が絶望的に重いとかピーキーとか諸問題を無視すれば何でも行くことが出来ます。アイスレースではGSX-Rに凄まじいスパイク付けて、フルバンクで氷上を走ったりすることすらしています。

     一応書いておきますが、126cc以上のバイクで、路面が露出している場所以外でスパイクを使うことは法律で禁止されています。ということで、125cc以下のモデルになるべくしたほうがよろしいかと...

     そして、尖ったプロファイルのオンタイヤよりも、スノータイヤやオフロードタイヤみたいなプロファイルのタイヤのほうがよりいいのは間違いありません。

     現実的な視点で言うと、

    • BONSUN

      現在通販などで非常に簡単、かつ安価で手に入るスパイクタイヤBONSUNというのがあり、2.25-17/2.50-17もしくはスクーターサイズが装着可能な、スーパーカブはもちろん派生ベンリィや、一般的なスクーターではとりあえずBONSUN系を買っておけば行くことはできます。BONSUNの性能については後述。
    • ワンオフスパイクタイヤ

      現在、複数の店にてカスタムスパイクタイヤが製造できます。ただ、オンロードラジアルタイヤとかのトレッドにスパイクが打ち込める気がしないので、ブロックタイヤがあるモデルに限られると思います。

      F21インチ・19インチ、R17-18インチのなにがしかのオフタイヤ、別な所では、ハンター・クロスカブ、ミニモトの17インチというのもあります。超級の変態向き17インチラジアルのブロック(TKC80とかディスタンジア)もあるにはあります。

      BW'zなど向けの小径のももちろんここに入ります。

      もちろんBONSUNが付くバイクに、ワンオフスパイク装着ブロックタイヤを付けるのもアリです。
    • Kold Kutter装着可能タイヤ

      焼き入れした木ねじタイプのスパイク、KoldKutter(後述)を、様々な手段で装着することができるなら、想像できる全てのタイヤが使用可能だと思われます。それこそオンロードタイヤの裏にパンク防止シート付けて打ち込むとかも理論上は可能です。ただこれ単体で行こうとするとたぶん取り付け・取り外しが煩雑すぎて辛すぎると思います。

      当然BONSUN/遠慮気味なワンオフスパイクにしてKoldKutterで補うスタイルもアリ。

     のいずれかのタイヤであることが最低条件です。無論傾かないトライクに車用スタッドレスとかもあるにはありますが割愛します。
  2. FIもしくは寒冷地対応キャブ

     現地で絶対苦労が絶えない話として、キャブのアイシングが挙げられます。
    バイクは(車もかも)寒すぎる場所で動かすことを考えていないので、寒すぎる大気にキャブレターが晒されると、ガソリンが凍結して燃料が届かなくなるという現象が起きます。

     対策としては、キャブレター周りに風が当たらないように養生した上で、キャブレターにニクロム線でヒーターを作ってやる、またはキャブヒーター搭載モデルのキャブヒーターを移植するというのがありますが、燃調とかもいじる必要があるかもしれません。もちろん純正でキャブヒーターがないモデルは手探りでやるしかないです。

     ちなみにFIモデルは、ハーレー空冷みたいなクランキングが極端なモデルでなければ、何の問題もなくエンジン掛かります。アイシングも起きないので、エンジンなどがオーバークールしないなら養生も不要です。
  3. クラッチ操作可能/ギアレシオ調整可能なモデル

     出来ないバイクあるのか...?現地は常にオフロードを走っているようなものなので、クラッチでトラクションコントロールできると非常に快適だと思われます。
     
     あとは、速度なんて出せないので、0-60km/h前後に特化したかなりのローギヤードにしておくほうが快適なので、完全なMTバイクでスプロケ変更・カブでスプロケ変更・スクーターのWR交換などによるローギヤード化をしておくほうが安全です。
     
     クラッチ操作できないモデルでも、クラッチ操作・変速をしなくてよくなるようローギヤードにしておくとまだマシです。
  4. ある程度の積載、もしくはUL装備

     全部宿、宗谷もトイレ・バス停仮眠で帰ってから寝るみたいなケースだと、緊急装備くらいなのでいいんですが、キャンプしたいと言う人は、連泊もしくは宗谷泊に対応できるレベルの装備になるので、荷物が一切もてない・もしくは背負うだけでは足りないという状況では辛いもんがあります。

     逆に、全部雪洞・UL装備にしてしまって身軽にするというのも手ではあります。自らの野営スキルと相談して装備を決めましょう。

     じゃあフルパニア装備した上にリアシートにも鞄置いた上にザック背負って、フロントキャリアとフェンダーにも装備するって?積載量と運動性能は反比例するということをお忘れ無く。

     逆にファイターバイクみたいなリアシートがないような奴は、全部自分で背負う必要がありしんどいと思います。

     ただし、地吹雪やその他悪天候に対応できるビバーグ装備、バイクの故障などの応急装備は必須なので、それらは絶対持って行くようにすべき。
  5.  LEDでない灯火類+追加のリアフォグやハイマウントストップランプ装着可能モデル

     これ向こうの車みて思ったんですが、LEDの灯火モデルはもうそれは雪がつきまくってます。何故かというと、LEDは白熱電球に比べ温度が低く、雪が付いても溶けないからです。ということで、北海道行くときだけでも白熱電球にしたほうがよさそうです。事実ナンバーとかは10分でダメになりましたが、テールやヘッドに雪が付かないどころかつららできる=溶けているくらいだったので。純正でLEDのはもうマメに後ろチェックするしかなさそうです。

     あと、バイクのテールは全体的に狭く低く一個しかなく、かつタイヤの真後ろに対した保護もなく付いてるので余計着雪すると危険が高まるので、荷物の後ろ・人間あたりにハイマウントストップランプやリアフォグのような追加のランプをつける必要があります。リアフォグはバイクで上部に保安基準満たす形で付けるのは無理に近いですが。

     あとは人間に付ける分にはたぶん保安基準がないと思われるので、人間にも付けると良いかもしれません。

     注意点としては、常時リアに何か付いてるような状況になるわけなので、やはり車がリアについたら速やかに譲る、視界のいいときは消す(リアフォグは特に)などを心がけるようにしたいものです。
  6. ハンドルカバー・風防・フェンダー類

     これは無くても死なないという部類のものですが、やはりとてつもない量の雪が舞うので、人間を守る風防・ハンドルカバーと、テールランプ等々に着雪しにくくなる大きいフェンダーが装着できる、または自作するとよさそうです。

     気をつけなくてはならないのは、所謂ナックルガード類では完全に役不足らしいので、その手のガードを付けているバイクでも、さらにハンドルカバーを付ける必要があります。

     もちろんアイシングやオーバークール対策として、フェアリング類があるとなお良いと思われます。
  7. グリップヒーターやリアの追加ランプなどを動かす安定した充電系統

     いくら風が入りにくいとはいってもやはり手は辛いものがあります。冬グローブ+インナー付けていても一瞬で冷えます。そこでグリップヒーターが必須。

     どんなバイクにも付いて省電力な巻きタイプ・信頼性重視の高性能グリップタイプなどいろいろあります。そしてリアの追加ランプやモバイル機器の充電等々結構電気があると助かる局面はありますし、どうせ無駄にガソリン燃やすなら有効活用すべきです。

     あとは、寒すぎてバッテリーがすぐだめになるらしいので、直前に交換するのはもちろんなんですが、いざというときのために押し掛けやキックが出来るとなお良さそうです。
などの条件を満たすバイクとしては...

  • スーパーカブ系
    • 格安スパイクタイヤBONSUNをいつでもどこでも入手可能。
    • そもそも北海道郵便配達に対応しているプロも認める厳冬期バイク
    • 低重心による安定感
    • クラッチレスによるハンドル保持
    • 低速重視によるローギヤード性
    • チェーンカバーによるチェーンのダメージ低減
    • FIモデルはアイシング無効かつバッテリー死んでもキック使用可能というサバイバビリティ
  • ビジネスバイク系(Benlyなど)
    • BONSUN使用可能
    • クラッチによるトラクションコントロール
    • ニーグリップ可能
    • わりかし安定した車体
  •  オフロードバイク
    • メガエンデューロから50ccオフまで全て悪路を走るためのバイク
    • ワンオフスパイクタイヤ基本全て可能。
    • ミニバイク以外は余裕のある足回りにより悪路でも快適
    • クラッチ付いてるモデルが多い
    • モデルによってはタンクや積載性能に余裕がある
     
あたりが現実味のあるバイクだと思われます。 大穴としてTricityみたいなフロント二輪というのもありますが、今年は居ませんでした...

2015/01/09

宗谷岬 - 厳冬期 : ライディング技術

 はじめに

 若い頃、自転車を手に入れて以来、これならかなりの距離でも旅行できる!と喜んで、どっちかというと(バイク乗りが車を嫌うが如く)エンジン付きに対する偏見すらありそうな感じでしたが、とあるテレビ番組で、風間深志氏が、給油3回でロシアまで行くみたいな企画があるのを見て衝撃を受け、それ以来バイク道にどっぷり使っていたわけですが...

  ホンダがクロスオーバーイメージのクロスカブを発表/発売したことにより、カブによる厳冬期ツーリングに挑む機会だと思い、泣く泣くセロー250限定カラーを下取りに出し、クロスカブを購入。その日から宗谷を目指すことになりました。

 宗谷岬バイクで行ってみたいけれど、きっかけがないという人がいたら、これを読んでその一助になれば幸いです。

  1.  バイクは腕が全てである

     昨今バイクも安全を無視するわけにはいかず、各社こぞって安全装置の開発に力を入れているのはご存じの通り。

     しかし、自動運転すら実用化されつつある自動車とは違い、バイクは残念ながらまだまだ腕が物を言います。エンデューロレーサーとメカニック用意するからエルツベルグ行ってこいって言われても無理なように...

     ということで、スパイクタイヤやらその他装備を充実させるのも必須なんですが、それよりもまずオフロードライディングの腕を磨くことが非常に重要だと思われます。

     スパイクを活かすためにバイクを寝かさず走る、フロントが滑っても対処できるなどは、オフ車にトライアルタイヤ付けて練習するのがよさそうです。滑りやすい路面で滑ってくれ、堅い路面ではてきめんグリップするのでハードな道中も移動でき、かつその手の路面でブレーキが使えるので、ブレーキングの練習もできます。そしてトラタイヤは平らなのでバイクが寝ないので、寝かさず走る運転にも最適です。

     とりあえず行くバイクが決まったら、オン車であろうがオン車であろうが、オフロード走り回るといろいろ見えてくるところがあります。
  2. 道中は公道である

     これが道無き雪原をひたすら攻略する行程なら別になんでもいいんですが、幸か不幸か苫小牧・小樽から先は公道です。

     どういうことかというと、まず交通法規を遵守する必要があります。ただもちろん地元の人の巡航速度とか、雪道にバツグンの効果を発揮するイエローバルブの高年式車両への搭載や、126cc以上のスパイクタイヤの装着などは別にそこまで口を酸っぱくして言うつもりはありませんが、まあダメということは頭にいれておいたほうがいいですね。

     一番重要なのは、地元の人に迷惑をかけるような運転はもちろん、交通事故、警察のご厄介になるような運転は慎むべきです。
     
     あと、普通の道でももらい事故であったり、不届きなドライバーによる危険な行為が行われることも当然あります。そのリスクを積む防衛運転のカンも研ぎ澄ます必要があります。なんせそんな装備で来る奴が悪いと言われかねない行程なので、他人の分も安全にするくらいの気持ちが必要です。

     そして、昨今の車の技術やタイヤ性能の向上により、非常に流れが速い(70km/h超はザラ)ので、車を後ろに付けて同じ速度で走るというのは非常にリスキーで、かといってド真ん中を悠々走るのも違反(追いつかれた車の義務違反)なので、車をなるべく早く譲って後ろに車を付かせない自制心も求められます。
  3. 常に転けることを念頭にいれつつ、コケ方を覚える

     残念ながら、滑ります。スキーと同じで、本当にどうしようもないときは、バイクと一緒に絡まって大けがするより、バイクになるべくダメージを与えない形で転倒させつつ、自身も怪我のないようなコケ方をする必要もあります。

     スキーなどやっていると、バイクで転ける練習するより低リスクで転けたときの体裁きが練習できるのでおすすめです。あとはオフロード走行で、走行中から危ないときに怪我のないレベルで、バイクを立ちゴケまで持って行くという練習をするとより効果的です。走って転けるより停まって転ける、停まって転けるより、どうしようもなくバイクを寝かすほうが、車体人間ともどもダメージを少なくできます。

     ただ向こうは舗装路以外全部氷の板みたいになってるので、引っかかって吹っ飛ぶというよりは、スキーのアイスバーンみたいになるので、適切な装備と安全な速度で、安全に転倒すれば、以外にダメージはありません。ここで2が物を言います。自分は安全でも後ろの車や対向車が止まることができるかどうかは別なので...


 とりあえず、技術で思いついたところはこれくらい。次はバイクのカスタムについてまとめたいと思います。

2013/03/20

NC700Xはタイヤ変えて初めて本領を発揮できる

先日19000kmになってリアタイヤのスリックサインがツライチになったのでタイヤを交換してきました。

種類はANGELと迷いましたが、NC雨の日走るのが怖すぎるのでユリシーズの時に使っていて好感触のあったPilot Road3です。とりあえずリアだけ。


ホイル持ち込みで交換なので、自宅で脱着。ユリシーズのカラーレスの張り調製不要のベルトドライブや、セローのスネイルカムに比べるとめんどくさいことこの上なく、リアは店でやったほうが早いかもしれない...

そうして装着後押した瞬間に、NCってこんな軽いバイクだったか...と思いつつツーリングに出発すると、NCの不満なところが全て解決してしまいました...

  1. 軽快な動作と優れたドライグリップ
    今までNCで車体を操るときは、重心が高いバイクに慣れているのもあり、これは700ccのカブなのだ..とそんなもんかと思ってましたが、PR3でリア荷重重点の運転をしていると、今までのバイクは何だったんだと言わんばかりにレーンチェンジからコーナリングまで軽やかになりました。グリップも、今までの劣化したプラ消しゴムのような感触から、ゴミ取りのコロコロのようなしっかりしたグリップに。つま先擦るくらいでも全く臆することはありません。面白いのは、リアがその状態になるもフロントはまだ交換してないので、フロントが全然付いてこなくてF19インチのモデルのようにフロントだけ残ってるようになってしまってます。
  2. ショック吸収
    今までプリロードが堅いやらいろいろ思ってましたが、タイヤを変えたらフルパニア時のようなサスの動きになりました。フロントが相変わらずなので確実にタイヤの性能でしょう。調整用に買ったフックレンチが無駄になった...このレベルでフロントも変わるならリプレイスする必要感じません。
  3. 転がり抵抗の低減と動力性能の向上
    ギヤ比とロスの少ないエンジンでスルスル転がるとはいえ、BT時代はなんかちょっとグリップ良さそうなアスファルトに入ると凄まじいロードノイズがして減速していく感じでしたが、今は永遠と転がるような感じでスムーズです。燃費に響きそうな可能性も...?!しかも加速などで突き進むときはグリップがいいのでガンガン進みます。一定アクセル開度での快適な速度域が10km/hほど上がるようなイメージ。これまたNCってこんな速くてパワフルなバイクだっけ?と思ったくらい。
  4. 雨の日の山道をあえて走りたくなるレイングリップ
    NCで一番不満だったのは、アドベンチャーバイクな割に悪条件に弱い。ギヤ比的に滑りやすいのは仕方ないんですが、雨の日に道路の矢印とか信号待ちにちょっとリアタイヤがカスっただけでガンガンホイルスピンするくらいだったんですが、PR3はウェットで白線上でクラッチ抜いてリアブレーキ強く踏んでもロックすらしません。PR3のレイン性能は他社の追従を許しません。
とまあ、NCで不満に思っていたことがタイヤ一つで解決してしまいました。ドライグリップ重視したいならANGELかZ8 Intaract(履いたことはない)もいいんではないでしょうか。むしろ標準Z8にしてくれればここまで悩むこともなかったんですがねえ。

とりあえず国産タイヤメーカーはもうちょっとツーリングタイヤに力を入れて欲しいところです。

2013/01/06

ツーリング反省会 2012/12/31-2012/01/03九州最西端ツアー:準備・装備編

毎年恒例の年越しツーリングですが、今回は休み前にやることがありすぎで、初日の出云々は全部ほったらかしで、31の夜発で、走りながら朝を迎える方向で行くことになりました。

今回の人間装備は


  1. 服装はレイヤーを意識して枚数を減らす
    上が温い肌着→温いフリース→タクティカルジャケット→ライジャケ→CIRASという案配。タクティカルジャケットは薄くて暖かいので、野営や風呂・食事にライジャケをバイクに置いて身軽に行動...という筈でしたが、CIRAS外すのがスゴイめんどくさいことを忘れていました。

    下は今回初めてタイツを導入。タイツ→薄手のカーゴ→開口部がないオーバーパンツで実質肌着x2のオーバーパンツメインという感じ。トイレしづらい...

    靴はゴアテックスブーツに暑い靴下のみ。
  2. プロテクターはジャケットに腕のみ+CIRASに胸部脊椎、足はニーシンガード
    これはもうツーリングの鉄版。CIRASにプロテクターを入れることによりジャケットの軽量化を実現。足は普通だが、オーバーパンツにニーガード入ってるモデルのほうが脱ぎやすくていいかも。
  3. メットが...それはそうとイエロー着色サングラス
    秋頃にツアークロスのピンロックのピンがモゲたんですが、単品で部品が出るのか出ないのかの返答が結局年内来ず、変わりのシールド買うかどうか最後まで判断が付かなかった上にもうバイザー付きメットのメリットが無いのでシールド買わずにヘルメット買い換えようという判断。

    ということでスコーピオン(死にかけながらアンタイフォグシールド)に、コミネのネオプレーンメンポを装着して曇りを減らすようにしたんですが、サングラスが曇ったり、夜の-4度ではもはや手の打ち所がないので結局シールドデフロモードにしてたので顔が冷気で真っ赤になってました。ピンさえあれば...

    バイザー付きじゃない西日対策は、当面イエロー着色(偏光はシールドの歪みによって変なことになる)サングラスを使用。路面が濡れてるのか凍ってるのか乾いてるのか見やすくしています。しかし曇る。
  4. 鞄はベルトキット撤廃
    CIRASにおおかた物が入るのと、コミネの防水レッグポーチがあるのでおおよそ持ち歩くものは全部入ったので、すぐ使わない物はアサルトパックにいれてトップケース行き。となるとベルトキット装備する理由がなかったので今回はベルトキット置いていきました。CIRAS撤廃するほうがスマートなんですが、ジャケットにハードプロテクターが入らないという...
    BTレシーバーをCIRASのMOLLEに装着して雨天時は雨具の下から装着します。
  5. ガジェットはいつも通り
    CIRASにナビポーチとボブルビーのアニアラx2を装着。G'z剥き身とモバイルルータージップロックしたものと、停車してナビいじるときはポーチにナビを入れて持ち歩きます。レッグバッグに財布とNexus7と予備バッテリーを入れて、BTレシーバをマメに充電できるように準備。
  6. グローブはFive Stuntとコミネレイン+Risk手のひらガード
    バツグンの操作性を誇るFive StuntとRisk Racingの手のひらガードといういつもの構成と、雨天時のシールド開閉などを支えるコミネの透湿レイングローブ+ワイパーの二段構え。これが後に命を救うことになるとは...
という久々のフルツーリング構成。やるきのほどが伺えます。
バイクの装備はというと...
  1. COOCASE45にTouratech 41x2のフルパニア
    当然ながらフルパニア。Touratech片側にキャンプ道具が全部入っており、左側にはトップケースから移動させた雨具なり修理機具などの小物と着替えなどが入っており、トップケースにはサーマレストとアサルトパックが入っています。雨でも安心!
  2. MCN45si初運用
    最強のバイクナビの一角、MCN45siを投入。停車中はメットインか人間に装着しています。
  3. 純正OP風防とナビホルダー
    ナビホルダーを純正OP風防のバーに装着し、見やすい位置にナビを設置してますが、無論走行中見ることは出来ませんし危険です。
  4. 有線イヤホン運用、雨天時BTレシーバー(電話用)を使用
    BTレシーバーの電池が微妙なので、基本有線で、雨天時にBTレシーバー(電話用)を使います。しかしBTレシーバー便利なので電池問題を解決したいところ。
  5. サイドスタンドホルダーやや危険
    フルパニアで車高が変わると、実質長くなったサイドスタンドのせいで車体の傾きがかなり浅くなってハラハラします。何をどう対策しろと仰るか。しかしダートで停車するときはかなり安心。
  6. スコットオイラー標準モード試験運用
    インジケーターの位置を若干変更してみて、標準モードでちゃんと潤滑できてるかをテストしています。ダメなら固定抽出モードに戻します。出発前にフル装填。
  7. ハンドルカバーと巻きグリップヒーター
    ハンドルカバーのみならず、ProGripの上から巻き式グリップヒーターを投入。効果のほどはいかほど。
  8. シガソケはバッ直でメットインバッテリー脇に
    なんかジャマそうなんでバッテリー脇に置きましたが、たぶん使うことが無いと見越しての判断。メットイン内に設置して雨でも使えるようにという判断。メットいれるときはどうせ外す。
バイクも新規投入が多くてパンター並のぶっつけ本番状態。
その他小物は

  1. Sivシールドと曇り止めとアルティシャインと99プラスチッククリーナー
    夜間の降雨に絶大な効果を発揮するSivシールドと曇り止め(しかし家に忘れる)とアルティシャインと99プラスチッククリーナーによるクリーンな視界を実現。
  2. 電動空気入れとブースターケーブルとパンク修理キット
    常備品。おおかたよくあるトラブルのパンクとバッテリ上がりに対処できます。
  3. 携行缶はヤメ
    3Lデカすぎるのと、NCは燃費がいいので警告灯付いてからでも90km以上走れるので不要と判断。1Lくらいのをそのうち導入しますが。
  4. 予備バッテリーは5000+10000x2mAhを用意
    BT用5000と10000x2があればモバイルルーター運用だと一週間くらい楽勝で持ちます。念のためシガー用充電キットは携行してますが。
  5. ガジェット類は全てバッグインボードで固定
    7インチタブサイズx2(週アス)と10インチタブサイズx1(にとり)を用意して適当に纏め、一つはレッグバッグ、もう一つとデカいのはアサルトパックに入れます。
  6. 野営キットはグラウンド・ドゥカシィ(ブルーシート)とサーマレストとエマージェンシーアルミシートとポンチョまたはテントと#3のシュラフ
    ゲリラ野営の場合はグラウンドシートを引いて、その上にサーマレストを置いてからポンチョとアルミシートを被る方式。無論テント張るときも使う。
  7. 優雅なキャンプを演出するマキネッタと調理器具
    それ使ったこと生涯で何回あるんだろう。マキネッタジャマなのでハンドプレッソに置き換えたい。
というまさに長期休暇にふさわしい総力戦で快適にツーリングできるのでしょうか...

MCN45si

31-3までのツーリングにおいて初装着しました。結論から言うと素晴らしいの一言。値引きを駆使していい値段で買ったとは言え頑張ってお金を貯めて定価で買う価値は十二分にあります。

使ってみての内容はプロコンで下記。

Pros:
  1. 防水+クレードル充電は素晴らしい!
    今まで車用のユピテルナビをシガー接続で使っていたんですが、雨が降る度にバタバタするか、見づらさを覚悟でジップロックするかという難しいチョイスを迫られていました。当然シガー部分が振動で外れたり(9割ビューエルのせい)、バイクハンドルマウントの宿命である充電端子破壊もガンガン起きて毎回買い換える始末。

    だが、コイツは防水な上にクレードル充電+車体AUX給電なのでもはや無敵。手間が掛からないというのはいいことです。当然ながら雨に降られましたが全く問題ありませんでした。あったら困るけど。

    ちなみに、エンジンを切ると、電源が自動で落ちますが、落としたくない場合は画面を触ると付きっぱなしになるというステキ仕様。ちょっと止まって設定変更などでも気軽にメインキーをoffにできます。
  2. かなり見やすい液晶
    直射日光下での視認性をよくしているという液晶らしいのですが、サングラス掛けても十分視認できるくらいです。
  3. レーダー波無効化された現在、GPSによる取締・事故多発エリア表示はやはり素晴らしい(違法走行を推奨しているわけではありません)
    今回は九州という土地勘がないエリアだったんですが、取締情報があるので安心して走ることが出来ます。09年モデルに比べると格段に地方の情報が増えている感じです。家の近所の狩り場も全部載ってました。ただ増えすぎて近所のような狩り場だとずっと警告がなりつづけたりするのが玉に瑕ではあります。

    ややこしい交差点や事故多発エリアも表示できるので、道がわかりにくそうな交差点の対策立てられるのも何気にいいところです。
  4. 押しやすいボタン
    グローブしてても押しやすい配置とサイズなので操作するときにグローブ脱がなくていいのはありがたい。
  5. BTでよし、有線3.5mmでよし、本体スピーカーよし
    BTインカムうちのよく分からない電話用でも無事リンクできました。もちろん電池が心配だったり、最悪切れたりした場合用の有線端子もありますが、端子接続中は防水じゃないと思われるので注意は必要です。
  6. 音楽同時再生可能+SD16GB対応(1000ファイル限定)
    走行中に音楽を聴きたい人は問題なく聴けます。microSD16GB(ただし1000ファイルまで)が装着できるので容量的にも問題ないと思われます。
  7. ログが取れる
    ちょっとまだ使ってないのでアレですが、ログ取ってなんかできる模様。ログ閲覧ソフトのATLASTOURも1050円なのでまあまあ安いです。他にログ読む手段もあるかもしれませんが。
Cons:
  1. ステー別売
    家は幸いRAMがあったんでよかったんですが、実質ステーないと装着できないので、+7000以上の出費が必ず必要に。しかも一度装着したら外すのが結構めんどくさいので設置場所も割合検討したほうがよさそうです。RAM AMPS(四角形配置)なり純正Techmountなりいろいろあります。
  2. クレードル脱着事実上不可能+配線がゴチャってる
    RAMなりなんなりならボールごと外せばいいやん?と思いますが、配線がかなり複雑。バイク側電源はコネクタで外せるものの、レーダー受信とリモコンとイヤホンがブラ下がってるので、使わないにしても纏めないと行けないうえに、使うとしたら尚更配線処理が複雑に...
  3. 縮小すると路線が省略されすぎ
    これに限らずマップル地図使ってるモデルは縮小するに遵って県道三桁国道が消えていきます。一級国道と高速のみ通行時はまだいいんですが、三桁国道を愛するドライバー・ライダーにとってはイライラさせられることが多々あります。ナビ案内をうまく活用してルートを見失わないようにする必要があります。
  4. ゴツい
    安心感はあるんですが、外したときに若干どこに仕舞おうか迷ってしまうくらいのサイズ。
  5. 値段
    高性能スマートフォンが6万で買えるご時世ナビに6万(しかもステー抜き)出すのはなかなか勇気がいります。
  6. レーダー波機能はいるのか?
    もはや光電管・手動レーダー照射全盛の時代、レーダー探知機能にどれほどの意味があるのか微妙な所。アンテナ買わなきゃいいだけとはいえ、受信機能そのものを省いてモウチョイ安くするというのも有りなんじゃないかと思います。
  7. クレードルが複雑なので複数台付け替えが非常に大変+車で使いづらい
    クレードル簡単に外したり付けたりできないので、二台以上のバイクに付けようとするともう一個クレードルとステーを買う必要があります。最安で17000円くらい...

    一応裏蓋外すとUSB端子があるのでそこで充電しながら自動車で運用(雨も当たらないので裏蓋開いてても問題ない)できますが、裏蓋なのでクランブステーだと充電端子がふさがる可能性があって実質無理そうです。
  8. 二輪用通行禁止表記が欲しい
    最近思考停止コップ(公安?)が珍走団が来るから二輪禁止にしたら来ないだろうみたいな性善説すぎる手段を取りまくっており、アウトロー集団は当然無視して通過するが、善良なライダーは突然の通行禁止により5行以上長々と書いている看板を読むために停止、条件によっては違うルートを探したり押していくことが多々あるので、二輪通行禁止表記が搭載されていれば、と思います。

明けましておめでとうございます

非常に遅い感じですが、あけましておめでとうございます。
今年もワクワクするバイクニュースやガジェットや音楽が出ることを祈りつつ新年の挨拶にしたいと思います。

2012/12/17

今年を振り返る - NC700X編

いよいよ今年も終わりそうなので、NCについてあれこれ纏めます。現在14000km。

  1. ツーリング装備おおよそ装着
    チェーンドライブバイクに必須のスコットオイラーに始まり、MCN45SiとProGripと巻きグリップヒーター、風防とユーティリティバー(純正OP風防)にスタンドワイドキット、Touratech装着とCOOCASEなど、とりあえず一ヶ月くらい野宿ツーリングいけるくらいの装備は調えました。これで現状不満がほぼないので、あとは小改造するくらいにして、DCTへの買い換えを目指していきたいと思います。
  2. DCTコンバージョンキットが出たら即買いたいレベル
    なんとかS DCTに試乗できましたが、そのあまりの性能に感動したのでもう買い換えのことしか頭にありません。左手でシフトダウンがやりづらそうなので疑似レバーキットはいれることになるでしょう。出来れば左手ブレーキをインテグラから移植できたら完璧なんですが...
  3. 足回りが不満
    フルパニアキャンプ道具満載(おおよそ50kg)して思ったんですが、プリロード堅すぎです...
    普段だとドッタンバッタンする足回りが、フル装備だとたゆんたゆんな感じになり非常にいいですが、普段フル装備しないうえに荒れた道が多いので気になります。リアのリングの調整非常にめんどくさいから触りたくないというのもありますし、フロントそもそもいじれません...

    幸い、マトリスやナイトロンからフロントプリロード調整可能なカートリッジや、リアリモコンプリロード調整付きのサスなどが出ているので、正直65万の吊るしで考えるより、サス代入れて75万とかで考えるほうがいいかもしれませんね。

    そしてタイヤ。BT-023がかなりの残念性能なので恐ろしいです。Pilot Road3のように水がなきが如しの耐レイン性能は当然無く、ANGELのような格上のタイヤと間違うようなドライグリップもない感じです。規定空気圧が入れすぎなような気がするので前後2.6くらいにすると、なんとかディアブロストラーダくらいのグリップになる感じです...

    じゃあその代わり恐ろしく持つのだろうと思ってましたが、Fがボチボチオタッシャ重点な感じです。リアはもう少し行けそうですが、フル装備で1000kmほど走ると一瞬で溝が減ったので単に車体が軽い分持ってるだけという感じがします。

    そして、足回りとはまた別なんですが、NCの特性であるハイギヤードなギヤを低い回転数からパワー出して走るという走り方はよく滑ります。よってレイン重視(というほどドライも悪くない)PR3に変えると思います。DCTだと、バイク側でトラクションコントロール的な機能がない場合、雨の日にDモードで走るのはちょっとコワイ可能性がありそうです。まあ慣れれば回避できるレベルではありますが、そういうちょっとしたところから体力というのは削られるものなのです。
  4. 全く新しい、革新的なヘッドライト
    NCで夜走っててすごいなと思うのは、H4にしては異常に明るく範囲の広いヘッドライト。
    ユリシーズのH7x1とH3x2の状態と光量以外はさほど変わらない範囲が照らされるので、AUXライトの優先度がモリモリ下がっていきます。

    それもそのはず。
    NC700Xすれ違い灯
    NC700X走行灯
    これを見て貰えば分かると思いますが、ヘッドライトからかなりの量のグレアが出ています。
    こうして光を弱く散らすことにより、照射位置以外の部分もある程度明るくするというわけです。

    当然ながら、これにHIDを入れると、この薄く光ってる部分が強烈に光ってしまう(もしくは照射範囲が大幅に減る)わけで、なかなか対向車にとっては愉快なことになってしまうと思い、結局M&Hのイエローヴィーナスにしました。HIDとグレアについては、F&F氏のページが非常に詳しく実践的なので是非一読することをオススメします。

    http://www.fnf.jp/xenonb.htm

    そして、肝心の走行灯は、Aみたいな形の光がすれ違い灯くらいの距離にでて、Aの先から真横にズドンと光が広がります。当然グレアそのままなので単体でも十二分に使えるわけではありますが、なんとなく補助灯も余ってるしそのうち付けようと思います。

    ちなみに光軸調整は車みたいにドライバ差して回すコマが右下に上下、左上に左右に動かすやつがついてます。
  5. 冬に入り燃費悪化するもやはり強烈な燃費
    -5度の諏訪とかも走りますが、フル装備ですらツーリングで30切ることまずないですね...しかし夏場は30台中盤くらいいくことを考えると、やはり寒い分暖機で燃料が食われてる感じではあります。まあどのバイクも喰われるのでNCに限ったことではありませんが。なお1時間くらいアイドリングするような渋滞オンリー行程で23を記録しました。
  6. スコットオイラーは工具スペースに貼り付け
    ハンドルに付けていて浸水してオタッシャしたスコットオイラーのインジケーター。どうしたものかと考えて、結局メットインの工具スペースの中に、強力ベルクロではっつけることにしました。これなら外せるし普段は固定されます。配線はうまいことマスキングと養生してバッテリーのほうに入れてます。これで浸水することはまずないでしょう。

    ただ気になるのは、オイルが悪かったり(生分解性チェーンソーオイル使用)寒いせいかもしれませんが、振動が少ないのか吐出量が少ない。よって固定量(最大の20sec/1滴)にして感度最大にするとホイルがベタベタするくらいには出てるようなのでそれで様子みてます。当然ながらタイヤが滑るほど付くことはありません。

    チェーンは14000kmで一回、つまり初期伸びを調整しただけという有様です。やはりチェーンドライブには自動オイラーは必須といってイイでしょう。
  7. ウィンドプロテクション
    純正OP風防のバーにナビを付けたかったので、いろいろありましたが純正OPに決定。まあ可もなく不可もなくというレベルです。むしろ純正はあのサイズのわりには頑張ってる感じです。夏場どうするか検討してますが、ナビつけたいのでそのままでいくかもしれません。

    あとはタンクとカウリングにより、足の太股をかするくらいしか風が当たらないんですが、それをゼロにすべく追加のウィンドプロテクターを足だけつけようと思います。靴はそこまで不満がないというか分からないので特段必要性を感じず。
もう正直真剣に大型バイクに乗る体力が無くなるまでNC以外に乗る気がなくなりました。その先はスーパーカブに乗ることになると思います、というくらい気に入ってます。来年もバリバリ乗って下取り価格をガンガン下げていくつもりです。