種類はANGELと迷いましたが、NC雨の日走るのが怖すぎるのでユリシーズの時に使っていて好感触のあったPilot Road3です。とりあえずリアだけ。
ホイル持ち込みで交換なので、自宅で脱着。ユリシーズのカラーレスの張り調製不要のベルトドライブや、セローのスネイルカムに比べるとめんどくさいことこの上なく、リアは店でやったほうが早いかもしれない...
そうして装着後押した瞬間に、NCってこんな軽いバイクだったか...と思いつつツーリングに出発すると、NCの不満なところが全て解決してしまいました...
- 軽快な動作と優れたドライグリップ
今までNCで車体を操るときは、重心が高いバイクに慣れているのもあり、これは700ccのカブなのだ..とそんなもんかと思ってましたが、PR3でリア荷重重点の運転をしていると、今までのバイクは何だったんだと言わんばかりにレーンチェンジからコーナリングまで軽やかになりました。グリップも、今までの劣化したプラ消しゴムのような感触から、ゴミ取りのコロコロのようなしっかりしたグリップに。つま先擦るくらいでも全く臆することはありません。面白いのは、リアがその状態になるもフロントはまだ交換してないので、フロントが全然付いてこなくてF19インチのモデルのようにフロントだけ残ってるようになってしまってます。 - ショック吸収
今までプリロードが堅いやらいろいろ思ってましたが、タイヤを変えたらフルパニア時のようなサスの動きになりました。フロントが相変わらずなので確実にタイヤの性能でしょう。調整用に買ったフックレンチが無駄になった...このレベルでフロントも変わるならリプレイスする必要感じません。 - 転がり抵抗の低減と動力性能の向上
ギヤ比とロスの少ないエンジンでスルスル転がるとはいえ、BT時代はなんかちょっとグリップ良さそうなアスファルトに入ると凄まじいロードノイズがして減速していく感じでしたが、今は永遠と転がるような感じでスムーズです。燃費に響きそうな可能性も...?!しかも加速などで突き進むときはグリップがいいのでガンガン進みます。一定アクセル開度での快適な速度域が10km/hほど上がるようなイメージ。これまたNCってこんな速くてパワフルなバイクだっけ?と思ったくらい。 - 雨の日の山道をあえて走りたくなるレイングリップ
NCで一番不満だったのは、アドベンチャーバイクな割に悪条件に弱い。ギヤ比的に滑りやすいのは仕方ないんですが、雨の日に道路の矢印とか信号待ちにちょっとリアタイヤがカスっただけでガンガンホイルスピンするくらいだったんですが、PR3はウェットで白線上でクラッチ抜いてリアブレーキ強く踏んでもロックすらしません。PR3のレイン性能は他社の追従を許しません。
とりあえず国産タイヤメーカーはもうちょっとツーリングタイヤに力を入れて欲しいところです。
0 件のコメント:
コメントを投稿