2012/02/21

TR-011 Touristリア交換

ついにブロックヘイトが5mmくらいになったので交換しました。距離は12500kmなのでおおよそ6000kmで限界になると言えます。

とりあえず雑感を纏めると、

  1. バツグンの岩グリップ

    これはもう言うまでもないんですが、迫真空気圧(0.5以下)にするまでもなく、岩場でガンガングリップします。握り拳大の岩がゴロゴロしてるような路面で通常通り進めるとか、ブラジル堀りされたような轍で普通にレーンチェンジできるとか、スキー場の上級コブコース並かつガレてるような場所をブロック1cmの状態で平然と登るなど、とんでもないグリップを発揮します。当然下りでも、うかつにブレーキしようものなら、微妙な場所で止まってしまいます。そして、アスファルトも岩といえば岩なんで、オンでの性能も割と良い感じです。

  2. ソフト路面もさして弱くない
    無論、AC-10みたいなゴツいやつには及ばないんでしょうが、ずっと泥ばっかりじゃない限りは割と落ちてくれる気がします。しかしまあ水たまりの中とかはあまり入りたくはないです、が、別に入らなくても普通のタイヤなら水たまり通った方がマシレベルのルートを選択できるのでそれはそれで問題なかったります。トライアルの大会でもドロっぽいときでもやってるくらいですし。
     
  3. 空気圧
    1kg以下はアスファルトでもヨレるんですが、一本指クラッチ系の、ハンドルの外側を持つタイプの持ち方をすると治まります。そして1以上はどうもブロックの減りが早いような感じがするんですが、高速だとスタンディングウェーブが怖いのでちょっと入れた方がいいかもしれません。高速1.2 下道1-0.8(オフでも単なる通過などはこのレベルでこなせる) 迫真0.5以下といったところでしょう。0.5以下にすると林道で押すのにものすごい労力を喰うくらいグリップします。
     
  4. 速度計の誤差
    標準120/80-18かなんかで、こいつは4.00-18なんで若干狂います。GPSで計測したところ、新品の状態で60km/hで+10km、減ってきて交換ギリギリだと+6kmくらい。気になる人は対策しましょう。当然メーター速度より遅いので、速度守ってるのに捕まるということはありません。
     
  5. レイングリップ(公道)
    驚いたことに結構喰います。

  6. バンク時のヨレ
    よく言われるTouristのタイヤのヨレなんですが、空気圧1くらいの状態で、オンロードスポーツバイクみたいにタイヤにガッチリ荷重をかけると、柔らかすぎるタイヤなんで当然ながら潰れてヨレますが、荷重を真下にかけて曲がるリーンアウト的な曲がり方をすると言うほどヨレる感じはありません。ユリシーズがスポーツバイク系の曲がり方で曲がるバイクなんで、しばらくツーリング行って帰って通勤でセロー乗るとうっかり荷重かけて曲がってしまいビビることはあります。
とまあ、値段も安い、チューブレス、迫真ガレ地グリップで持ちも変わらない(F未だにブロック沢山あります)というセローの為に作られたようなタイヤ。もしタイヤ交換する機会があったら是非一度入れてみることをオススメします。

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