06からのビューエルには、加速騒音対策の装置が付いています。
これはどういうものかというと、加速騒音の測定条件であるだいたい5000rpmくらいからアクセル全開にしたときの音を測るときに、アクセルを全開にしてもスロットルバルブが全開にならないようにモータみたいなのでワイヤを押してスロットルバルブを閉じてしまい、アクセルを回してない状況にして音を強制的に小さくする装置でありますが、そもそも音が気になる状況で全開になんかするはずが無い上に、全開にしたらとんでもない速度になるのであまり現実味のない測定法ではあります。せめて世界基準にしてくれればいいんですがね。
まあそれはともかく、良識ある人間ならそもそもお世話になることがない上に、どうも自分のユリは誤作動しまくっており、高速などでアクセル閉じ→シフトダウン→再加速する前のアクセルチョイ開き状態などでも作動して全閉になったりと非常に危なっかしいことこの上ないのと、車検ではマフラー変えてない限り排ガスくらいしか検査しないのもあるので撤廃することにしました。ホントは買ってすぐやるつもりだったんですがめんどくさくて...
さて、取り外しは至って簡単。まずエアクリボックスカバー(ダミータンク)をトルクスT27で4箇所外します。そうするとエアクリのフタが出るので、6カ所ある爪を開けて、フューエルタンクのガス抜きかなんかのホースをエアクリボックスのはめ込みから外してフタを開けて、左側についてる変なモータみたいな部品がソレです。
ちなみに旧型の場合カプラ外すだけでいいのですが、09の最新ECUバージョンだとエラーが出ます。本当にエラーが出たときに分からなくなるのでカプラーは外さずに、モータみたいな部分の根本からワイヤーを外すか、クラッチレバーホルダーみたいになっている部分のボルトを外すかして、ワイヤが押されても進まないようにします。
早速練習場でテストしましたが、いつも5000rpmくらいで起きるレブリミット状態がなく、7000rpmのレブリミットまで一直線に吹け上がるので、フロントがふわりと浮きます。いつもだと5000rpmで一旦アクセル戻してるのと同じ状態なので、それを考えると凄まじい性能アップでありましょう。とりあえず買ったらすぐ行うのをオススメしたいところです。
追記:完全に撤廃。電磁つっつき棒を手で引っ張り出して持ちやすくしてから、棒側の切り欠きをプライヤなりなんかで持って、反対は8mmだかのレンチで回せば取れます。しかし撤廃して思ったのは、全閉からちょい開けくらいの5000rpmあたりのもたつき(全開だと問題ないがはっきり言って恐ろしい加速になる)がちょっと気になるので、いよいよECUチューンの出番になるんでしょうかね。開けると出るということはそのスロットルかつ回転数でのガスが足りてない感じなんでしょうな。AFV共々チェックしていきたいところです。
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