2010/07/09

ビューエルと海外通販 基本編

さて、メーカ製造中止となり、EBR体制に移行したビューエル。
その影響はやはりあるようで、アクセサリーの類全面終了-主要パーツ(メンテ除く)BOという状態になっているようです。

ただ、アクセサリーの類は社外で我慢することにより、案外全部そろうものです。無論トランスルーセントのようなビューエルにしかないようなのは諦めるにしても(eBayの中古とかは除く)、カーボン素材やFRPでいいのなら、むしろ純正より安い場合もチラホラ。XのみですがTouratechのパニアやPalmerのリアキャリアなど選択肢は結構あります。

あとは、ユリシーズのような日本ウケしないバイクが海外でウケてたりしたり、バックヤードビルダーがやりやすい海外のほうが、オプションパーツの数も豊富です。日本だとどうしてもRやS用が多く、X用パーツはほとんどないという現状です。ほとんど共用ですが。

その他純正・補修用パーツにしても、EBRから買うことにより、共用部品のブレーキディスクやECUなどは海外の値段に送料がつくだけで、国内で正規に注文する場合にくらべて半額で買えます。

とりあえず、海外通販を使う際の基本的なことを書いていきますが、あくまで我流の方法なんで、正規と違ったり、違法性がある取引になったり、トラブルがおきる可能性がゼロとは言いませんので、その辺の責任は一切取らないので裏付けの検索だけはしっかりするか、自己責任でよろしくお願いします。
  1. Visa/Masterのクレジットカード+Paypal登録必須(登録時の注意点が下に一点だけアリ)
    基本的に海外はカード決済が一般的。現地で買うならまだしも、国際通販の場合カードがないと話になりません。黒くなってしまった人や、自営などでカード作りづらい!という方は、Paypal口座を作るか、スルガ銀行のデビッドクレジットキャッシュカードなどを使いましょう。もちろん作るならVisa/Masterあたりで。JCBだと結構使えない事があります。もちろんPaypal対応してなかったり、スルガVisaのVisaそのものがアウトな場合は諦めるしかありません。にっちもさっちも!という場合は代行店に支払うというのも手段でありましょう。カードの作り方やPaypalの口座の開き方はここに書くまでもなく、他の方の優れたチュートリアルサイトを見たほうがよろしい。ただしバグか仕様かで変なことになってるので、後述する注意点だけ気をつけましょう。
  2. 何かあっても諦める/問い合わせテンプレートを改変する程度の英語力
    今までレコードからバイク部品までいろいろ買ってきましたが、トラブルが起きたのはXのフェンダーの一回のみ。とはいえ起きない保障はどこにもなく、泣き寝入りする覚悟か、もしくはトラブル用のテンプレート(ジェトロのサイトが優秀)を改変する程度の英語力は欲しいところです。向こうもこちらが英語ができないことくらいは想定しているので、たどたどしい英語でもなんとか解読してくれます。心に勇気、右手に辞書、左手にGoogle翻訳を持ち挑みましょう。
  3. 届く期間はおよそ1-2ヶ月は見る。発送案内やら追跡は期待しない。
    日本の会社のようなきめ細かいサービスはほぼありません。特にイギリスの場合、UK Royal Mailで送られる場合がほとんどなので、追跡できることは稀です。その上、税関とか運送会社の都合や、つい最近では噴火による遅れなど、結構いろいろ遅延があったりします。さすがに急ぎの品を海外で注文することはないでしょうが、急がず騒がずの精神でいきましょう。ただ数ヶ月遅れたりしてる場合はメーカに問い合わせるなり、諦めるなりを選択する必要があります。
  4. 怪しいところからは買わない
    これは難しいところではありますが、偉大な先駆者がいるようなサイト以外で買うときは、トラブル覚悟で先駆者になりましょう。安全パイが欲しければ先駆者がいるサイトを選ぶのが無難です。
  5. 住所は逆に
    例えば111-1111 兵庫県神戸市hoge区hogehoge町1-1-1という住所の場合、
    1-1-1 hogehoge-chou hoge-ku
    City(市町村レベル)Kobe-Shi
    State/Province(米などの州:都道府県):Hyogo
    Country(国):Japan
    Zip Code(郵便番号):111-1111
    みたいな住所の書き方になります。これまたサイトによって、Stateが無かったりCityにStateが入ってたりと結構統一性がありません(いろんな国があるので当たり前なんですが)。よって、基本的な書き方が上記の通りですが、フォームに囚われず書くような感じになります。もっとも郵便番号と国があれば、優秀な日本の郵便システムだと大体判別できます。自分が配達するときに上みてどこか分からないってことがないように。ということで-Shiとか省いたりしても届きますが、hogehoge町とか付いてるときに町省くとどこか分からなくなるのでそれは辞めた方がいいでしょう。例えば永田町から町とったら別の地名になってしまいます(たぶん判別はしてくれるだろうけど)。
  6. 関税・消費税
    何に関税がかかるのかはまた調べてもらうとして、基本バイク部品にはかかりません!
    ただし、消費税は1万以上だと当然ながらかかります。ただし、日本に届く際に税関がチェックして着払いになるような形になるので、今話題の海外の消費税10%クラスのはかからないので安心しましょう。もし何の告知もなく届いたら、税関がめんどくさくてそのまま送ってるだけなので自己申告してください...(やり方不明)。当然未支払いは脱税になるので自己申告することを"一応"オススメしておきます。"一応"。
  7. 電話番号の書き方
    このご時世電話がかかってくることなどまず100%ないと思いますが、書き方は、
    国番号81-市外局番から0取った番号(神戸078だと78)-111-1111(こっちは0取ってはいけない)
    みたいになります。たぶん記述は必須なので覚えておく必要はあります。
  8. Paypal英語ページを使う
    これはバグみたいなもんなんですが、日本語ページから注文すると、hogehoge(県) 日本となってしまい、トラブルになる可能性があります。参考ページ
    よってめんどくさくてもPaypalの表示を英語にして登録する必要があるようです。これも自分の時はそもそも英語しかなかったのでよく分かりませんがそういうことだそうです。
  9. 通貨レートを意識する
    よくニュースで、通貨レートがどうこうでますが、外貨預金やらFXしてない人にはあまり関係がない...と思いがちですが、海外通販やりだすと、日々のレートに心悩ませる日々が続きます。ちなみに、一㌦90円とニュースで出ていても、そのレートで買えるわけではありません。すべては支払う会社の都合で決まります。例えば代行屋さんのレートだと、92円になってたり、Paypal円建てだとほぼ現状通りだったり、クレジットカードは締め日時点のレートだったりと、方法によって変わりますが、最安はPaypalの円建て。これはほぼ現状レート並の引き落としです。つまり、代行屋さんのレートに比べてほぼ2円安くなります。カードのレートは会社次第のようですが、安いときに注文して、支払日に暴落していると笑えません(実際にある)。Paypalの場合も、Paypal側の引き落としを円建てにしておかないと、カード会社にドルで請求がいきます(たぶん)。つまりPaypal円建てが最強ということです、はい。

    あと変な話ですが、円が急騰したときは、自分の背中を押すいいきっかけだと考えて無駄遣いの言い訳にしたりできます。
くらいでしょうか。具体的な注文方法は後ほど書きますが、覚えておくことはこれくらい。Paypalに登録しておくと、住所をPaypalから拾うケースすらあるので住所記述すら必要なくなることがありますので、Paypalの登録さえちゃんとしておけば楽になれます。

具体的なサイト案内などはのちほど。

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