2011/03/03

なんか故障日記みたいになりつつあるので、ECMSPY for Monoレジスト

カスタムも正直完成しつつあるがバイクが手元にないっつーアレなんで書くことが実はあまりないわけなんですが、さすがに故障日記はどうなんだということなんで、ECMSPY for Monoに募金がてら(募金ですが)登録してみました。

まず、ECMSPYというのは、ドイツのGunter氏が開発した、ビューエルのECMにアクセスしていろいろしようというソフトウェアです。恐ろしいことに無料で公開されており、DDFI2あたりまでのユーザなら特に何もなく使用できます(ソフトを持っていれば)。

 08当たりからのDDFI3も接続はできるのですが、中身の位置が違うやらなんやらで古いバージョンのECMSPYでは直接MAPを弄ったりその他オプションのon/offなどは使えませんでしたが、リニューアルされたECMSPY for Mono単体、もしくはECMReadで読み出しECMSPY(旧)やTunerproというソフトで位置を変換してから書き換えるなどの方法を考案されています。

さて、それなら我が09もECMSPY for Monoで...となりますが、Gunter氏はUKBEG(イギリスのビューエルの巨大フォーラム)がやっているPapworth Hospitalという病院へ嚢胞性線維症という難病患者への寄付であるEmma Radford Memorial(UKBEGのメンバーで、その病気により26歳の若さで亡くなったEmma.J.Radfordさんの名前を冠した募金活動)に賛同して、寄付をした人がアンロックされるというドネーションウェアの体裁を取っています。

 なんかまだfor Monoでの操作は誰もやってなさそうな感じだったんで、ECMSPYの作者に敬意を表してレジストしてみました。技術的な内容は多数の方々が書いているので私が書くまでもないでしょう...ちなみにfor Monoの制限が割とキツいので、Tunerproその他でのやり方も習熟しておいたほうが後々楽になるかと思います。

とりあえず、事前準備としてECMSPYが動いてビューエルにUSBケーブルが届くPCを用意します。今はやりのnetbookや、一軒家で窓から届くって人で持ち歩きしないって人は自宅PCでもいいかもしれません。

そしてUSBからビューエルのECMに接続するケーブルを自作するなり適当な場所で購入するなりして入手します。現在ビューエルに留まらない様々な電子工作に定評があるドナーズパパ氏が接続ケーブルを販売しています。私も使っています。ピカピカ光るよ!

到着を待ちつつまずはECMSPYのページに飛んで、Registrationします。メールアドレスを入力(Confirmationは確認のために同じメールアドレスを入力)して、Countryに国(日本ですよね...)を選択し、その下は自分が見ているビューエル系統のフォーラムを入力します。

Submitボタンを押すとメールが送信されるので、そのメールに書いてあるアドレスを押せばアカウントが出来ます。

作ったID/PassでMy Downloadに行くと、ECMSPY for Monoと各種ドキュメントがあるのでDLしておきます。ECMSPY for Monoはレジストする前に必ずやらなければならない手順があるので必ず入れておきます。

せっかくなんでECMRead、Tunerproや古いECMSPYを入れて動かしてみましょう。とりあえず動作確認も兼ねて、ECMReadで読み出しの動作確認とデータのバックアップを取っておきましょう。それが終わったら、ECMSPY for MonoのPC識別用だかなんだかの鍵が必要なので、鍵ボタンを押してpublic_key.txtを作っておきます。ECMSPYのフォルダに入ってます。吸い出したデータのファイル名からECMのバージョンを調べます。09で最新のソフトにしてある場合はBUE2D242というファイルになっているっぽいですが、最新にしてなかったりすると違うことがありますので注意。


 動作確認ができたらID(メールアドレス)とパスワードで、Activationに入ります。
 簡単に内容を説明すると、
  1. 1PC1ECUのみ
    アクティベーションするときに、PC依存のパブリックキーも送って紐付けするので、データベースファイルを他のPCに持っていっても使えません。データベースも1単位1ECUで、BUE2Dと05のECMとレース用のなんかとかをすべて兼用することもできません。その場合は3単位募金する必要があります。
  2. 寄付金額は1ECU50ポンドから
    大体6-7000円くらいです。クレジットカード支払い。
Firstname(名前)とLastname(名字)をローマ字で入力し、登録したメールアドレスとパスワードを記入し、 作ったパブリックキーを選択して、下のファームウェアの種類を選択して、その数だけ50ポンド単位で入力してSubmitを押します。

そうすると、http://www.bmycharity.com/ukbegっぽいアドレスで募金しろと書かれているページになったと思うので接続します。その時識別番号みたいなのを入れろと書いているんでそれをメモします。

募金方法は、左上のMAKE A DONATIONを選択して、50.00に書き換えてDONATEを押します。
Amountが募金額通り(ケタとか間違えてないことを確認)であれば、
  1. Donar Name(登録したFirstname Lastnameと記入,例:Taro Yamada)
  2. Address 自分の住所が111-1111 hoge県hoge市hoge区hoge町 1-1-1の場合、1-1-1 Hoge-Chou Hoge-Kuあたりを入力します。このあたりの住所英語表記は調べて確認しておきましょう。なお、たぶんカードの請求先と同じである必要があります(未確認)
  3. Town/CityにHoge-Shiと入れます。
  4. Country/StateにHoge(県)と入れます。
  5. ZIPCodeは郵便番号なので111-1111と入れます。
  6. CountryはJapanを選択します(日本ですよね?)
  7. E-mailは登録したやつを入れます。
  8. Add a message of supportに、さっきのページに書いてあった識別コードを入れます。
  9. 下のチェックは特にチェックする必要はありません。寄付を募るメールとかよく分からないイギリス向け募金免税だか(よく分からなかった)が必要な場合は調べてチェックしても言いと思いますが、Anonymous(匿名)はECMSPY側が募金したかわかんなくなりそうなのでチェックしたらマズいと思います。
  10. Card Typeにはクレジットカードの情報を入れます。日本で持てそうなカードはVisa/Masterです。JCBはダメなので諦めましょう。
  11. Card Numberはカード番号を改行やらハイフン無しで入れます。
  12. Security Codeは?ボタンを押せば何処に書いてるか分かると思います。カードを見て入力します。
  13. Expiry Dateはカードの期限(##月/####年)を選びます。
間違ってなければ下のMake a Donationを押します。募金しました!ってメールが届くので数日くらいワクワクして待ちます。


数日したらECMSPYのページのMy DownloadにDatabase-Setup.exeなるファイルが追加されていると思うのでダウンロードします。起動してインストールするだけなんですが、その時My Downloadの件のファイルの右の欄にパスワードが書いてあるのでそれを入力するのでメモしておきます。

これでうちから見た限りECMSPY for Monoのフル機能が使えます。MAPもちゃんと山なりに表示されています。残念ながらそれを試す機会は遙か先になりそうですが...

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