- TR-011 Tourist
ついに手を出してしまった究極の公道用タイヤ。トライアルコンペタイヤであるTR-011を公道向けにしたタイヤ、つまりトライアル向けのタイヤです。
何がいいかというと、トライアルという競技を見れば分かりますが、岩をよじ登るわけで、裏山みたいなガレまくってる道ではものすごいグリップするとのこと。もちろん公道用なんで高速100km/hでも吹っ飛ばない設計にもしてある(らしい)というタイヤです。裏山行くと、轍がもうトライアルタイヤのしかないような道ばっかりなんで導入してみました。 - ビードストッパー
Touristを買うにあたってやらなければいけないこと。それは0.5kという低圧でもパンクとかしたりしない性能なんですが、チューブレスはともかくチューブは何もしないと速攻でやられます。
じゃあどうするのかというと、ビードストッパーというタイヤの押さえ金をホイルに装着するのですが、セロー250のホイルには装着する穴がないんで開けました。 - 口金外し+ゴム装着
ビースト付けたらいらないという話もあるんですが、ビードストッパの固定部分のスキマを塞いだりする時にいるらしいので購入。タイヤチューブの口金を外してこれに変えることで、低圧などで引っ張られて空気入れがチョン切れるのを防ぐらしいです。ビードストッパの固定部分にも装着。 - 低圧用エアゲージ
市販のエアゲージは1k以下が適当なので使えないので、低圧にするなら必須ということで購入。これがなけりゃあTouristも意味がありません。いい値段しますが仕方ありません。
とりあえずよく分からないので1kで山まで行ったんですが、これはひどい。60km/hでタイヤがヨレだします。これ大丈夫か?と思いましたが、1.2-1.5kにするとTW301と余り変わらないような状況になりました。ビードストッパによる悪影響も特になさそうです。オンの空気圧だとグリップは確実にTWより上です。こりゃすごい。高速走行もチェックしましたが、常識的な範囲であれば特段支障なさそうです。セロー自体何履いても常識的な速度しか出せませんが...
そして山!前日のゲリラ豪雨により泥気味のガレ地ですが、とりあえず空気圧F0.5、R0.7で言ってみたところこりゃすごい。フロントがどこ踏んでも滑らないので、リアのTWが負けて滑っていきます。恐ろしいのは2-30度くらいのガレの登り切る少し前くらいでフロントブレーキしたら止まってしまいます。リアTWだと進めません。それくらいすごい。ジャリ/ガレ気味でセロー1速でも速度出過ぎるのでリアハーフロックさせながら進むような道でフロントブレーキで止まれます...こりゃバケモンすぎる。帰りの泥たまり/濡れた岩場みたいな道はうっかりF1.2R1.5でつっこんだんですが、それでも何とか走ることはできる感じ。リア交換いいすか...
先人がセローならTouristと言っていたり、日本有数のガレ地である裏山周辺の山に入るような感じのオフがこぞってこのタイヤ装着しているのも頷ける感じです。リアも早く装着したくなりますねこれ。
しかしTouristにも弱点が。激マッドとか弱いってのはまあいいんですが、サイドウォールが高め+ブロックパターンが整列しているので見た目がどう見てもYBRの標準タイヤ。ブロックパタンバリバリでオフロード!という感じが全くしないのが面白いですね...しかし山にいけば激グリップするので全く構いませんね!
4696km交換。