とりあえず通勤用として使用していたScorpion EXO-400が賞味期限を迎えてしばし経つのですが、なかなか次のヘルメットが決まらない。要求スペックとしては、
- 曇り止めであること
EXO-400はコーティング曇り止めがついていて、それが初めてフォグフリーなヘルメットだったんですが、雨だろうが雪だろうが視界がクリアであることの快適さにハマり、ツーリング用メットは当然TX2ピンロック装備で快適そのもの。当然安全運転にも寄与するので欠かせません。曇り止めコートもいろいろ試しましたがやはり常時何もせずに曇らないに越したことはありません。 - SNELLなりDOTなりECEなり安全基準適合
いやまあ私自身はSG通ってたら別にいいんじゃないかと思いますが、同価格帯でSNELL M2005通ってるのとDOTしかないとなると、やはりSNELL通ってるほうがいいんじゃないかと思う今日この頃です。SHOEIは通ってないじゃないか!と言われますが、通せば通るレベルの性能らしいのでその辺はまあ柔軟に。 - そこそこの評判
ヘルメットの顧客満足度ランキングだと、実はアライショウエイスコーピオンが三強だったりするのです。最近はICONが食い込んで下がりました(2010年は5位)が結構この4社が安牌なんじゃないかと個人的には思います。HDのメットが上位なのは謎ですがね... - 細かい性能が高い
例えばショウエイの廉価メットであるQWEST。ピンロック付きだしショウエイの技術が大いに活かされたヘルメットであることは間違いありません。だがしかし、頭部の内装が取れなかったりします。スコーピオンはフル内装取り外すことができ、かつCOOLMAX系素材なんで夏もサラサラです。あとはベンチ性能だったり細かいところでの利便性を犠牲にしないことも要素です。 - 価格
これはまあ実はあんまり気にしない(メットは3-5年は使える)んですが、まあ状況とかにもよりますね。 - 日差し防御
あんまりメットの中に異物を入れたくないので、メット自身に耐直射日光性能があればいいですね。オフヘルのバイザーや、シューベルトなどのインナーバイザーなど。
とりあえずざっと使ってみたところ
- さすがと言わざるを得ない曇り止め、しかしコーティングなのでそのうち劣化する。
フォグフリー冥府魔道に引きずり込まれたスコーピオン製シールド。これは顕在しており今日みたいな大雨でも曇り知らず。ただコーティング方式なので劣化したらただのシールドになります。これは値段で諦めることに。 - チョイ開けモードやシールドロックモード搭載
EXO400は、チョイ開けモードが存在せず、親指一本分くらいが最小開閉幅なので、はっきり言ってものすごい風入って全部開けるのとあまり変わらない状態だったんですが、DNAはシールド固定部左につっかえ棒みたいなのが装着され、それを動かすとちょっとだけ開けれます。もし劣化してもごまかしがききますね。あとそれの方向によっては、シールド開閉不能なロックモードにあり、あんまシチュエイション思いつかないんですが、事故などでシールドが勝手に開閉する可能性を減らすことができます(眉唾)。 - ベンチはEXO400相当。
穴の形状同じなんで。アライのTX1くらいには効きますが、TX2みたいなノーヘル並には及びません。デフロは飾り並です。 - チンカーテン標準搭載
ないとTX並に風が入ってくる欠点が解消されてます。むしろ夏場暑いかも。 - EXO400より遙かに軽い!
EXO400は危ないというほどではないにせよ、バイザー付いてるツアークロスより確実に重いんですが、DNA450はハッキリ分かるレベルで軽くなってます。体重計計測で1.6kg。TX2と対して変わらないレベルでした。 - エアポンプは微妙か
EXO400はLサイズなんですが、ちゃんとエア抜いてもきつい!ということでXLにしてポンピングしてみましたが、ほおの下が膨らむだけなんでなんかあんまり固定感はありませんね。やりすぎたら痛くなるだけという。LジャストだけどXLで調整しようとか思うと痛い目見ます。 - 帽体が小型化
EXO400と比べると結構コンパクトになってますね。影とかのシルエットが明らかに違うレベル。
SUZUKI スズキ/スコーピオン(SCORPION) DNA-450AIR GRAPHIC TYPE